私のどこがよくて採用してくれたのか? 今も謎です。

 基本的に私は安定志向で、地方公務員になれたらいいなと思って、進学先もその方向で選びました。大学で勉強したのは、地域行政や福祉政策です。
 その一方で、子どものころからアニメやイラストに興味があり、大学入学と同時に生協で高性能PCを割安入手できたことから、動画制作を楽しむようになりました。同好の士が集まるコミュニティにSNS/リアルの両方で出入りして作品公開したり、Tipsを学んだりするうちに、絵を描くこと以上に、動画編集アプリをいじることにハマっていって、ついにはプログラミングも独習するように。
 参加していたコミュニティにカリスマっぽい人がいて、この人が連発している徹頭徹尾ロジカルなコメントに魅了されファンになりました。で、このカリスマさんの職業がプログラマ。大学2年のころには「私もプログラマになりたい!!」と思うようになり、結果として、公務員試験は受けませんでした。ちなみに絵を描くのは今も好きですが、仕事にしようと思ったことはありません。だって安定志向ですから。
 できるだけ安定的な会社でプログラマをめざすことを決めたものの、そこからが苦難の道程で……独習以上の勉強をしていたわけでもなく、IT業界に関する知識もほぼないままに、ネットで見かけたIT企業にいきなりエントリーする就活では、書類選考は通過しても面接で落とされることの連続。「自力で会社を探すのは無理だな」と悟り、遅ればせながら就活エージェントに頼りましたが、相変わらずの連戦連敗。
 もう後がないという時期になって、エージェントさんと「敗因分析と今後の方針」について電話会議しました。私は極端とさえいえるあがり症で、言いたいことを伝えるのがとても苦手。「面接対策のポイントはやっぱりそこですねぇ」と沈鬱に語り合っていた真っ最中に、エージェントさんのもとに1通のメールが……I&Lソフトウェアからの内定通知でした。
 エージェントさんも私も電話口で狂喜の悲鳴を上げてしまったのですが、しかしながら、こんな私のどこを評価して採ってくれたのか、正直言って今も謎です。
 後日、採用担当が「学習意欲の高さを感じた」といったことを言ってくれて、納得できたような、そうでもないような……でも、私のたどたどしい話の中から、ポジティブな部分を汲み取ってくれたことには、もちろん、ひたすら感謝です。

「わかりやすいコード」という
教えの意味を配属直後に痛感した

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 研修中から「誰が見てもわかりやすいコードを書け」とさんざん言われてきました。課題に取り組んでいたときは何度もダメ出しされて、「ちゃんと動くんだから、もう勘弁してよ」と思ったものですが、この教えの意味を、プロジェクト配属後すぐに痛感しました。
 お客様の環境で長く稼働しているシステムに新たな要件を追加する作業を担当した際、ソースを開いてみたら、コードの記述がグチャグチャ。どこから手を付けていいのか、さっぱり見当がつかず、元のコードを書いた他社さんを悪く言いたくはないけれど、絶望的な気分になりました。
 いちいち慎重にコードをたどって解析し、整理をかけた上で改修を施したのですが、元のコードがI&L QUALITYだったら、こんな手間は不要だったはずです。

けっこう賑やか。
チーム事情にもよりますが

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 SE・プログラマという仕事は、黙々と端末に向かい、執務中のオフィスには、パチパチとキーボードを叩く音だけが響いている……というイメージがあるかもしれません。
 が、よそのチームについてはよくわからないものの、少なくとも私が配属されているプロジェクトチームに関して言えば、けっこう賑やかな雰囲気です。
 うちのチームは「週4日出勤・週1日リモート」ということもあり、業務に必要な報告・連絡・相談はもちろんのこと、ちょっとした雑談も含め、口頭でのコミュニケーションが活発。週に4日も顔を突き合わせていれば、いわゆる飲みニケーションの機会も増えます。
 もっとも、これはチーム事情によります。私は今の職場環境を気に入っているけれど、リモート勤務がメインのチームなら、飲み会は少ないんじゃないかな?

「基礎」と「簡単」は違う。
右肩上がりにキツくなる

 私は文系学科の出身で、動画制作アプリを我流で使い倒してはいましたが、コンピュータ関連について体系的に学んだわけではないので、「C言語の基礎から徹底的に教える」というI&Lソフトウェアの研修制度は魅力的でした。
 ただ「基礎から」というのは、「簡単なこと」と必ずしもイコールではありません。研修初日から取り組む課題の難易度が右肩上がりに濃くなっていくので、かなりキツかった。
 標準スケジュールより早めにカリキュラムをクリアすると、エクストラ研修を受講できます。エクストラ研修は、“研修早終わり”のご褒美ともいえるわけですが、私が受けたJAVAのカリキュラムは、教科書が辞書並みの分厚さ。
「ご褒美がこれかよぉ〜」と目が眩む思いでした。

30年以上の業歴と
安定的な仕事に大満足

 うちの会社には、たとえば「ゲーム開発をやりたい」とか「AIに取り組みたい」といった特定分野での仕事を志向するエンジニアも少なくないけれど、私は「蒔かれた場所で咲く」と思っているので、業務分野へのこだわりは特にありません。
 私は安定志向なので、業歴がそれなりに長いことと、安定的な仕事を持っている会社に勤めたかった。30社以上受けて、たった1社だけ受かったI&Lソフトウェアがそういう会社だったことに満足しています。100点満点中、70〜80点はつきます。配属後丸1年になる来年の夏には、満足度100点になるはず。だってボーナス査定が満額になるんだから。
 期待してます、社長!!