Employee interview

I&L QUALITYをつくる人01

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ソフトウェア開発部 ITエンジニア O.R

安定企業を1年で辞めた元OLが
惹かれた“超ガラス張り”の姿勢

勇気が少し足りなくて……
“OLさん”時代のもやもや

勇気が少し足りなくて……“OLさん”時代のもやもや

 地元の国立大学を卒業して、地元の建設会社に事務職として入社した。公共工事をプライムベンダーとして請け負う地域ゼネコンだから、県内での知名度と安定感はこの上なし。内心では「コンピュータ関連の仕事をしてみたい」という気持ちもあったのだけれど、優良企業に親元から通える魅力には勝てなかった。

「ITといえば、やっぱり東京だから……。そこまでの強い気持ちが持てなかったってことなんでしょうね。何しろ、大学までずっと親元にいて、過保護に育ってきたものですから」

 ゼネコンの事務職―—というより“OLさん”の仕事は、もっぱらルーティンワーク。書類をつくったり、図面を届けるおつかいに出たり。
胸の内にもやもやが拡がってくるまで、さほどの月日はかからなかった。
「楽しいと思ったお仕事は、ときおり頼まれるCADの操作くらい。といって、専門のCADオペレータになっていくキャリアプランは描けなかった、会社としても自分としても……」

 それでも、丸1年はきっちり勤め上げねばと思った。在勤中は具体的な転職活動もしなかった。せっかく採ってくれた会社に非礼だと思ったし、東京の会社の面接を受けるので休みをくれとも、まさか言えるはずがない。
「ルーティンな毎日を真面目に過ごして、3月末に円満退職。そこからは自宅浪人です。親元にいたからこそ、できたことですよね」

ここまで開示するなんて!?
やたら詳しいホームページに圧倒

ここまで開示するなんて!? やたら詳しいホームページに圧倒

 なんのことはない。在学中にしっかりやっておくべきだった就活に、1年遅れで取り組み始めたというのに近い話ではある。

 O.R.自身、甘かったかつての自分を認識している。

「宅浪中は図書館通いをして、IT業界に関する本を何冊も読みました。就職情報サイトでヒットした会社のホームページにも、徹底的に目を通した。そういう業界研究を経て、東京に行かなければ望む仕事には就けないと改めてわかりましたが、何しろ距離があるから、おいそれと訪ねていくわけにはいかない。だからなおさら慎重にエントリーする先を絞り込んでいって、ようやく応募に踏み切ったんです。6月になっていました」

 それがI&Lソフトウェアだったわけだが、数ある“東京のIT企業”の中から、特にこの会社に惹きつけられた理由は、ホームページに載せられた情報量の多さだった。

「こんなことまで書いちゃって大丈夫なの!?……と、かえって心配になっちゃうほど圧倒的な公開量でした。めぼしい会社のホームページを片っ端から読み込みましたけど、ここまでオープンな会社は、私が見た限り他になかった。顧客第一主義を掲げる会社は多いけれど、顧客優先を貫くために社員に何を求めているかを事細かに表明する会社は、お客さんを大切にするのと同じくらいに、社員のことも大切にするはず。そんな姿勢が伝わってきました」

研修レポートも全社開示
お互いのことを把握している

 I&Lソフトウェアがホームページで表明しているガラス張りの姿勢を、O.R.が実感することになったのは、新人研修明け直後のこと。

「研修期間中の成果について各自が記したレポートがあるのですが、これも全社員に開示されるんです」

 新人研修で誰が何をしたかなど、現場で忙しい先輩たちにとっては、大して関係ないはずのこと。それでも、こと業務に関しては情報共有が徹底されているので、定められた手順に則って開示される。新人の研修レポートも例外ではない。

「配属先が違えば、めったに顔を合わせることはないわけですけど、それでも全社員が、お互いの仕事ぶりや人となりを把握している。開示された情報をしっかり見ているからですよね」

バッドニュースを伏せないトップ
そのやり方で30年

「社長をはじめ幹部のみなさんのお話を聞いていると、言いづらそうなことも、かなり率直に仰っているなぁと感じます。各現場から吸い上げたバッドニュースを、隠さず全社に伝えた上で、改善に向けてみんなを鼓舞する。そういう姿勢ですよね」

 仕事では、良いことばかりは起こらない。

 むしろ、うまくいかないことの連続だから、そこをきちんと共有するべき。ネガティブレポートを忌避しないこと。それは、大きな失敗を未然に防ぐ鉄則だ。

 情報発信することの大切さに、職位の上も下もない。

「言われるままにルーティンワークをこなしていればよかった前の職場は、こんな風じゃなかった。聞きたくない話が伝わってくることもなかったけれど、上の人たちが何を考えているのかもわからなかったから」

 地元の有力企業はいざ知らず、I&Lソフトウェアは、このやり方で業界の荒波を越えてきた。今までも、これからも。

O.R

鹿児島大学法文学部経済情報学科卒業。
大学卒業後、地元の建設会社の事務職として就職。CADによる地図設計や官公庁との契約事務を経験したが、自分の手で「ものづくり」をするSEの仕事に興味を持ち、1年で退職。第2新卒として2016年8月にI&Lソフトウェアに転職。
配属後は、生命保険会社、大手商社のプロジェクトで主としてシステム保守を担当。

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