Employee interview

I&L QUALITYをつくる人02

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ソフトウェア開発部 ITエンジニア S.D

別の仕事で評価されても、捨てられなかった志。
「最優秀新人」は“カラオケ店”の元店長。

美しいソースコードをめざして、
“ガツガツ”と仕事する

美しいソースコードをめざして、“ガツガツ”と仕事する

 アイアンドエルソフトウェアでは例年、12月の第一金曜日に催される忘年会で、その年の優秀社員と優秀プロジェクトを表彰しているが、S.Dは、2012年度の「最優秀新人」だ。

 S.Dは、自分の仕事のやり方を「ひたすら“ガツガツ”」と表現する。

 お客様や上司との打ち合わせが済むと、端末に向かってガツガツと仕事を始める。そうやってプログラムを書き上げるとレビューを受け、修正の必要があれば、またガツガツと端末に向かう。1ヶ月くらい先までの予定が見えているのでガツガツと進めていく。

 プログラム開発にアクシデントは付き物だが、たいていの仕事は予定どおりに納まる。 

 なぜか。プロジェクトリーダが、そうなるようにさばくからだ。

「うちのリーダは、調整が巧み。途中で多少のことが起こっても、うまくさばいて切り抜けちゃう。そのおかげで下にいる私は、自分の仕事に集中できる。ありがたいです」

 優れたソフトウェアは、ソースコードが美しい。

 無駄がなくてシンプル。いや、ロジックがすっきりと通ったプログラムに仕上げるために、無駄を徹底的に削ぎ落とすから、結果として美しくなるのだ。会社には先輩たちが過去に書いてきたプログラムのソースコードが残されていて、必要に応じて見ることが許される。必ずしも感心できるコードばかりではないのだが、たとえば、研修担当者の手によるものは、やっぱり「さすが」と思った。

 ――あんなコードが書けなきゃダメだ。

 そう思って、またガツガツと励む。ようやく手が届いた望みの仕事。究めたい。

回り道はしたけれど、
やっぱり開発がやりたい!!

回り道はしたけれど、やっぱり開発がやりたい!!

 S.Dは、技術者になるまでに、いささか回り道をしている。

 国立の技術系大学でコンピュータサイエンスを学んだS.Dだが、アイアンドエルソフトウェアに転職してくる前の勤め先は、カラオケボックスチェーン。最後は店長職に就いていた。

「そもそもは“遊びの開発”をやりたいと思って入社したんです。カラオケとかアーケードゲームとか。でも、最初は現場を知らなきゃいけないということで、店舗配属になりました。そこで頑張っていたら、どんどんステップアップしちゃって、とうとうお店を任されることになってしまった」

 そのとき、ちょうど25歳。人生の軌道を元に戻すなら、いいタイミングだ。評価してくれた会社だったが、丸3年間、真面目に勤めたのだから、恩も義理も返せたはずだ。

 ここが区切りと転職活動を始めて、アイアンドエルソフトウェアを知った。この会社がいいと思ったのは、社長のメッセージを読んだときだ。ホームページに載せる文章にしては、やや長すぎるとさえ思った。どこがどう良かったというのではない。今となっては内容だってうろ覚えだが、「ここなら長くやっていけそう」と直感したことは、はっきりと覚えている。

“つくる立場”でいられるなら
領域は問わない……でも。

 担当しているのは大手商社の事務系システム。

 学生時代に志向していた“遊びの開発”とは、まるで趣が異なる分野だ。

「まあ、あえて“将来の希望”を問われたら、ゲーム開発と答えるかもしれません。やっぱり好きですから……でも、今はソフトウェア技術者でいられること自体が幸せ。つくる立場でいられるなら、開発領域は何だってかまいません」

 この商社システムのプロジェクトは、S.Dが配属された時点では、すでに大掛かりな開発は終了し、保守と機能追加の細かい開発に移行していた。リーダの下に配置されているのも、S.Dともう一人。アイアンドエルソフトウェアでは、どちらかといえば小ぶりなプロジェクトに入る。

 だが、S.Dは、この小ぶりな仕事で「最優秀新人賞」を獲得し、チームにも同じ年度の「優秀プロジェクト賞」をもたらした。直属上司のリーダは「この受賞は、間違いなくS.Dの功績」と明言している。「彼は、お客様のちょっとした言葉から“ニーズの本質”を掴むのがうまい。接客経験が活きているのだと思う」

 3年程度のブランクは、決して回り道などではない。

 大事なのは、夢と志を保ち続けることだ。

S.D

1987年生まれ。2009年、大学(情報通信工学科)卒業後、カラオケボックスチェーンの運営会社に就職して営業(ホールスタッフ・店長)を3年間経験。
2012年4月、アイアンドエルソフトウェア株式会社に転職。
研修後、大手商社の「約定システム」の保守・改修プロジェクトに配属され、機能追加・改修など複数案件の開発を担当。2012年度の“最優秀新人”として社内表彰を受けた。

“つくる立場”でいられるなら領域は問わない……でも。

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